人それぞれ持っている火(仕事や人生に対する想いや考え方)に触れることで、
自分の心に火を灯すきっかけになるマインドセットコラムです。
第2回目は、本メディア編集者である私、栗原千鶴(くりはら ちづる)です。
私は現在、以下のお仕事をしています。
- 「らしさのきっかけ」の運用・記事執筆
- 公式SNS「ルビー先生」の運用
- マーケティング担当、アンケート運用など
これらのお仕事をしている時に大切にしている思いを、
- 大事にしているマインド/スタンス
- 仕事のやりがい
- 大変なことの捉え方・乗り越え方
の、3つの観点から執筆いたします。
①大事にしているマインド/スタンス
守破離
こう書いて「しゅ・は・り」と読むんです。ご存じでしたか?
この言葉は、日本の武道・芸道における修業の段階を表したもので、私が小学校1年生の時に、華道の先生から教えてもらった言葉です。
それぞれの漢字には、
「守」→師匠の教えを守る
「破」→他の師や、自分の所属する流派以外の教えについても考える
「離」→今までのやり方から離れ、自分独自のやり方を確立する
という意味があります。
言葉自体は武道・芸道に向けたものですが、私はこの考えを仕事にも反映させています。
仕事においては、「離」を目指すために何を「守」り何を「破」るのかを考えながら業務に励んでいます。
守るものは、先人の知恵か、自分のポリシーか。
破るものは、古くから続く慣習か、自分自身の殻か。
こういったことを考えた先に、自分のやり方・考え方・人生の見つめ方を発見することができると思っています。
倒れる前のズル休み
これは、自分が全くできていないので自戒も込めてあえて書きました。
何かに熱中するのは良い事ですが、心身を壊してしまうほどまでは行き過ぎです。
ですが、往々にして熱中しているときは自分の状態を客観視するのは難しいもの。
自分が辛くて倒れる前に、ズルでもいいから休むこと。
休むまでいかなくても、手を抜くこと。
休むことは悪いことじゃない!皆さんも積極的に休んでいきましょう。
②仕事のやりがい
やりがいを感じる場面はたくさんありますが、その中でも以下の2つが、自分にとって重要です。
感謝されること
「ありがとう」「千鶴のおかげだよ」などの言葉をもらえたら、ものすごく嬉しいです。
感謝の言葉が私の燃料といっても過言ではありません。
自分が頑張ったことに対して、誰かから感謝されたら嬉しい思いになるのは、皆さんも同じなのでは?
対価は要らない!…と言えたらすごいカッコいいのですが、そこまで私は人間できてないです。
やっぱり評価や感謝の言葉、欲しくなってしまいます。
自分や集団の行動の目的・目標が達成されること
私は、何事にも目的を見出さないとやる気が出てこない人間なので、最初に目的や目標を明確にしてから業務に取り掛かるようにしています。
自分が立てたゴールに、一生懸命頑張って突き進む。そしてゴールテープを切る。
この達成感はとてつもないです。
自分のことだけではなく、自分が属する集団においても同じです。
集団全体で掲げた目標や、プロジェクトの目的が達成されたら、「ああ、頑張ったかいがあったなあ」と思えます。
こういう時に、自分は仕事へのやりがいを感じます。
③大変なことの捉え方・乗り越え方
主に、以下の2つの方法で困難な局面を乗り切ってきました。
目的を明確にする
自分にとっての「大変なこと」とは、「目的意識が持てないこと」です。
昔話をしましょう。
高校2年生まで、私は化学を勉強するのがとても大変でした。大変すぎて逃げてました。
なぜこんな思いをしていたかというと、自分の中で「なぜ化学を学ぶのか」という明確な目的を見つけられなかったからでした。
でも、定期試験からは逃れられない。苦痛ですね。
そこで私は、何を思ったか「将来化学式を使うであろう職業に就くため」という謎の目的をでっちあげ、毎日自分に言い聞かせて勉強をしはじめました。
その結果、最後まで逃げ続けることなく、勉強を続けることができました。
目的意識がないと、途端にやる気が削がれてしまいます。
なので、大変だ!と思った時は、今向き合っている業務や行為に対する目的を見出すようにしています。
もし、どう頑張っても目的が見つからない場合は、何でもいいのででっちあげます。
あと一歩進もう、の精神
もうだめだ!苦しい!となったとき、
「あと一歩進めるかもしれない、その一歩が、今見ている自分の景色を変えてくれるかも知れない。」
こう思って一歩踏み出した結果、世界がガラリと変わったケースが多かったように思います。
一歩も踏み出したくない、どうしようもなく苦しい時がきたら、その時は休めば良いのです。
まとめ
いかがでしたか?
かなりの長文になってしまいましたが、お楽しみいただけたら幸いです。
このシリーズでは、今後も人それぞれの、多様な考え方を紹介していきます。
誰が正しい・間違っているということはありません。
たくさんの方の想いに触れて、読者の皆さまの心に、皆さまらしい「ともしび」が灯りますように。
あなたの「心のともしび」は、なんですか?
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