人それぞれ持っている火(仕事や人生に対する想いや考え方)に触れることで、
自分の心に火を灯すきっかけになるマインドセットコラムです。
ルビーイン株式会社で働く人びとがもつ、仕事や人生に対する考え方・捉え方を紹介する本シリーズ。
第4回目は、前北栞里(まえきたしおり)さんです。
前北さんは現在学生部・法人部に所属。キャリアアドバイザーとカスタマーサクセスを担当しています。
前北さんが抱く仕事に対する思いを、
- 大事にしているマインド/スタンス
- 仕事のやりがい
- 大変なことの捉え方・乗り越え方
の、3つの観点から紹介していただきます。
(※カスタマーサクセス…ルビーイン株式会社で運営している新卒採用イベント「ウェルハンティング」に参加した法人の皆さまを、イベント終了後までサポートする役割のこと。)
①大事にしているマインド/スタンス
私が働くうえで大切にしていることは以下の2つです。
- 思ったことは言う
- 限界などない
①思ったことは言う
心で思っただけでは伝わらないし、伝えなければ意味がないと思うからです。
「良い!」と思ったことを素直に口に出せる人はどれくらいいるでしょうか。
私は「良い!」と思ったら絶対にそれを相手に伝えます。
人というのは皆人に認めてもらいたい生き物だと思います。「ありがとう」「いいね」と心で思っているだけでは相手に伝わらない。それを言葉にして伝えられる人でありたいと思っています。
それと同時に、「良い!」と思っていないときには絶対に「良い!」と言いません。うそはつかないスタンスは人からの信頼を得るためには必須だと思っています。
一方で、「良くない!」と思ったことも伝えます。改善点が見つかっているのに伝えない方が悪だと思うのです。それを伝えることで人も組織もさらに成長させていきたいと思っています。
②限界などない
どんな物事にも限界はなく、まだまだできると常に思っています。
突然ですが、宇宙は未だ拡大しているというのはご存じですか?
私たちの住むこの世界が物理的にも限界を持っていないのだから、私たち人間にできることに限界があるわけがないのだとそれっぽい理屈を唱えてみます。
改善点が目につきやすいという性格からか、自分に満足したことがありません。
まだできることを見つけでどんな物事もさらにアップデートしていくというマインドでいます。
でも、努力の方向を間違えないということも同時に意識しています。
②仕事のやりがい
私の仕事のやりがいは、「新たな気付きを得た/提供した瞬間」です。
自分軸で捉えると、CAとして学生さんと話しながら「こういう考えもあるのか!」「こう話すとこう返ってくるのか」と自分にとっての学びが得られた瞬間がやりがいです。新しいことを知ることに純粋に喜びを得ます。
相手軸で捉えると、学生さんが「これでいいんだ!」「この価値観自分にとって大切だな!」と新しい気付きを得て、それが自信につながった時にやりがいに感じます。
自分に自信があるかどうかは、自分らしく生きるうえでとても大切な要素だと思っているので、自信を持つためのお手伝いができるよう日々心がけています。
③大変なことの捉え方・乗り越え方
大変なことを乗り越える方法、私には2つあります。
- 目的に戻る
- 下を見る
①目的に戻る
私にとっての大変な時というのは、往々にして「何のためにやっているかわからない」ことが原因です。「100mのタイムを競うよ!」と言われて走るのと、「走って」と言われて走るのでは頑張りに大きく差が出るのは当然ですよね。
そのため、いったん目の前の課題を俯瞰して、目的に立ち帰るようにしています。しかし最初から目的を意識していなかったという場合も多いため、大変だと感じたときに改めて目的を考え直すことが多いです。
②下を見る
これまで意識の高いことばかり書いてきましたが、人間そんなに強くありません。
私は上手くいかないときはいったん下を見ます。「数年前の自分よりはできているな」「まぁ結構頑張ってる方でしょ自分」といった具合に。
日々限界などないと信じて上を見続けているからこそ、いったん休んで心身ともに余裕を取り戻してから気合を入れ直すことも大切だと思います。
無理と頑張るは違う!
まとめ
いかがでしたか?
前北さんの、「目的に戻る」ことで大変なことを乗り越えるという姿勢、非常に参考になります。課題に追われたり、自分が追い込まれたときこそ、状況を俯瞰する力というものがカギになってきます。
また、「思ったことは言う」というスタンスも素敵ですね。
良いと思ったこと、感謝の言葉、我々も日常生活の場で口に出していきたいものです。
たくさんの方の想いに触れて、読者の皆さまの心に、皆さまらしい「ともしび」が灯りますように。
あなたの「心のともしび」は、なんですか?
コメント