「就活軸はなんですか?」「どういう風に企業選びしているんですか?」
……という質問はよくされるけど、自信を持って「軸はこれです!!」と答えるのって難しいよなぁ、と面接ごとに思ってました。
成長したいから裁量権が必要だなと思ったものの、深掘りされた時に答えに詰まってしまったり、どこかまだ言葉にできていない想いがある気がしたり。
自分で口にしながらも熱を持って話せていないなと痛感することもあったし、相手の方に見透かされているような感覚がしたこともあります…
私の経験を振り返っても、うまく答えられなくて悔しい思いをしたことが何度もあります。
でも就活軸の背景や自分の価値観を深掘りに深掘った結果、納得して就活を終えられたから、辛くても頑張ってきてよかったなと思っています。
だからこそ就活軸を定めるには自己分析の深掘りが必要不可欠なのだと思います。
さてここから本題。
自分らしく就活を進めて、最後に納得のいく結果で就活を終えられるように就活軸を定めるポイントをまとめてみようと思います。
そもそも就活軸とは?
そもそも就活軸とはどういったことを指しているのでしょうか?
- やりがいを持って働くための条件?
- 自分のビジョンに近づくための条件?
- 自分にとっての幸せを実現するための条件?
私にとっての就活軸の定義は「ビジョンを実現するために大事にしたい価値観、必要な条件」です。
そのため、自己分析で見つけた価値観を就活軸に落とし込んでいくことが「納得内定」のためにも「企業に自分の考えをうまく伝える」ためにも必要だと思います。
自己分析で見つけた価値観を就活軸に落とし込むときの考え方
自己分析を就活軸に落とし込むにはどのように考えていけばいいのでしょうか?
ポイントとしては「就活のゴール」や「仕事の目的」を考えた上で必要な条件を見つけることが挙げられます。
私は「誰しもが自分の未来にワクワクできる社会を創る」というビジョンを持っていました。
そのため、そのビジョン実現に近づけるような企業の内定を承諾することが「就活のゴール」だと考えていました。
そして、「ビジョン達成に近づくには何が必要か」を考えた結果を就活軸として定めていました。
具体的には以下を就活軸として定めていました。
①夢や想いを実現するための一歩を作ることができる仕事
②目の前の相手に伴走できる環境(業務の幅や裁量権)
③年次にかかわらず多くの挑戦が可能な環境(風通しの良い環境・評価制度などを見ていました)
このように就活のゴールを決めて、そのゴールから逆算して必要なことを就活軸にすることが大切なのではないかと思います!
(「なぜビジョンに近づくために上記の条件が必要だと考えたのか」「どのようにビジョンを定めたのか」は次回記事で書きます!)
面接で予想される質問から逆算する深掘りポイント
予想される深掘り質問をいくつか挙げてみて、「どの部分が深く自己分析するべきポイントなのか」を明確にしましょう!
- 「その就活軸は何のために必要なの?」
→就活軸の目的について考えると自分にとってどんな意味があるのか明確になります。
- 「背景や根本はどこにあるの?」
→例えば「人を就活軸にしている」と答えた時、”そう思った背景や原体験はどんなところにあるのか” を伝えることによって具体的な価値観が伝わりやすくなります。
- 「その就活軸は他の企業にも当てはまるよね?」
→他の企業との違いはよく聞かれるポイントです。自分の中で就活軸の定義を決めた上で、具体的な部分が企業のどこに当てはまるのか答える必要があります。
これらの質問に答えるには、自己分析を進める中で「自己理解を深めること」「相手に伝わる形で言語化すること」が大事になってくるかなと思います。
まとめ
本記事では就活軸の定義や考え方、自己分析のポイントについてお伝えしてきました。
就活の軸によって自分の価値観と企業の目指す方向が合うことを伝えられれば、自分らしい人生を歩むための一歩を創ることに繋がるのではないでしょうか。
本記事で紹介した就活軸の決め方やポイントなどを意識して、ぜひ自分の幸せのための就活を進めてみてください!
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